「その他」フォルダは、全ての元凶です。

知識集
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よく「その他」という名前のフォルダを見ることはないでしょうか?これは多くの方が無意識に作成してしまうフォルダかと思います。

こういったフォルダは、その名の通り、「ここには何を格納しても良い!」という扱いをされることがほとんどです。

しかし、結論から申し上げると、「その他」フォルダは原則として作るべきではありません。

少々強めの物言いになってしまうかもしれませんが、管理人の考えとしては、フォルダ内に「その他」フォルダを作ることは、「フォルダの整理・管理を放棄している」と同義だと思っています。そのくらい、「その他」フォルダは存在自体が悪だと認識しています。

まず、前述の通り、フォルダの名称が「その他」という時点で、これを見た人にとっては無意識に「何を入れても良いんだ!」という発想になります。それ即ち「中身はぐちゃぐちゃ(適当)になりやすい」ということとなります。タイトル画像の通り、事実上の「ゴミ置き場」になってしまいやすいのです。

例えば、以下のような状況が発生する可能性が高くなります。

上記のような適当な人なんて本当にいるのか?と思われるかもしれませんが、「よく分からないから、なんかもう適当にやってしまえ」という思考回路の方は、案外存在します。「性善説」「性悪説」という考え方がありますが、管理人の経験上、なぜかほとんどの方が、フォルダ運用という世界においては「性悪説」、つまり「適当に考えがち」です。

そして、面白いことに、上図の続きとして、以下のような笑えない状況が発生します。

この場合、時間をかけて資料の格納場所がフォルダ内で探し当てることが出来れば良いですが、探し当てることが出来なかった場合、資料を作成した時間が丸ごと無駄になります。その資料が業務上の重要書類であった場合は、目も当てられなくなります。

つまり、「その他」フォルダの存在は、「資料を探すことが困難になる」という悪影響生むだけでは済まされない可能性がある、まさに地雷ということです。

対象のフォルダを扱う人が自分だけで、かつ自分自身でどこに何があるかを完璧に把握できる場合に限り「その他」フォルダの活用は問題ないとは思います。しかし、原則論として「その他フォルダは作るべきではない」ということだけを覚えている方がスムーズです。

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